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抗うつ剤・精神安定剤

抗うつ剤・精神安定剤

抗うつ剤や精神安定剤(レクサプロ・バスパー・リスパダール・テグレトールなど)の海外ジェネリックを販売中です。
お薬選びに困ったときは、商品一覧下にある「心の病気(精神障害)の種類と治療薬」をご覧ください。

このカテゴリーの商品

心の病気(精神障害)の種類と治療薬

心の病気と呼ばれる疾患にはさまざまな種類があり、それぞれに有効な治療薬は異なります。

精神科で扱われる薬は主に、精神安定剤(抗不安薬)・抗うつ剤・気分安定剤・抗精神薬の4種類。
ほかに、病状に応じて睡眠薬や抗酒薬などを用いる場合もあります。

ひとつの薬で治療を続けるのではなく、タイプが違う薬を併用することでつらい症状を緩和し、より効果的に改善を目指していきます。

「心の病気」詳細を見る

症状 おもな治療薬 補助的な治療薬
うつ病 抗うつ剤 精神安定剤
不安障害 抗うつ剤、精神安定剤 抗精神薬
統合失調症 抗精神病薬 抗うつ剤、精神安定剤
双極性障害 気分安定剤、抗精神病薬
アルコール依存 抗酒薬、飲酒欲低減薬
お医者さんアイコン

病気に合った治療薬を選びましょう

  • 精神安定剤には、デパス、バスパー、ハイプロンなどがあります
  • 抗うつ剤には、レクサプロ、ジェイゾロフト、トフラニールがあります
  • 抗精神病薬には、リスパダール、エビリファイ、セロクエルがあります
  • 気分安定剤には、ラミクタール、テグレトール、リーマスがあります

心の病気を改善する薬

心の病気を発症する大きな原因として、神経伝達物質・モノアミンの増加が挙げられています。
モノアミンはセロトニン・ノルアドレナリン・ドーパミンの総称で、人間の感情に大きく作用する物質。
モノアミン量は服薬によってコントロールできるので、「薬を飲むのは弱い人」と思わずにつらい時には適切な治療薬を服用しましょう。

心の状態を回復させるためには、薬を規則正しく・指示通りに・継続して飲むことが大切です。

精神安定剤

精神安定剤は抗不安薬とも呼ばれ、比較的即効性に優れた薬です。
強い不安や緊張といったつらい状態を、一時的に緩和する役割があります。

精神安定剤の目的

  • つらい状態を即時に落ちつかせる
  • 楽になるという実感を得る
  • 「しんどくなるかも」という予期不安や緊張を穏やかにする
  • 不安になりにくい状態を維持する

精神安定剤の種類

精神安定剤は、薬の種類によって作用時間に大きな差があります。
作用時間の長さによって、期待される効果が変わります。
つらい状態をすぐに解消したい時には早く集中的に作用する薬、安定した心のコンディションを維持するためには長くじっくりと作用する薬を選びます。

短時間作用型 中時間作用型 長時間作用型 超長時間型
作用のピーク 服用後1時間未満 服用後1~3時間 服用後1~8時間
作用の持続性 3~6時間 12~20時間 20~100時間 100時間~
目的 一時的な症状を緩和する 継続服用により、落ち着いた状態を作っていく
代表的な商品 デパス レキソタン セルシン メイラックス
リーゼ コンスタン リボトリール レスタス

精神安定剤の効果

  • 抗不安作用
  • 催眠作用
  • 筋弛緩作用
  • 抗けいれん作用

精神安定剤には、脳をリラックスさせて不安や緊張を落ち着かせる働きがあります。
日中の不安を抑える時には抗不安作用が強い薬を選び、心の不調から眠れなくなっている時には催眠作用や筋弛緩作用が強い薬(睡眠薬)を選びます。

精神安定剤の飲み方

  • 不安が強い時だけ短~中時間作用型の薬を服用する
  • 短~長時間作用型の薬を毎日服用する
  • 長時間作用型を毎日飲んで、特につらい時に短時間型作用型を服用する

精神安定剤の服用方法は2通りあります。
症状が現れた時にだけ飲む方法(頓服)と、毎日決まった量と回数で継続して飲む方法(内服)です。

心の病気の治療ではタイプが異なる薬を併用することが多く、頓服薬として精神安定剤を使い、内服薬として抗うつ剤や抗精神薬などの薬を服用するケースもあります。

精神安定剤の副作用・注意点

  • 眠気が起こりやすい
  • ふらつきが出やすい
  • 依存しやすく耐性がつきやすい

精神安定剤の副作用として、もっとも目立つ症状が眠気です。
脳の働きを穏やかにして催眠作用を発揮することから眠気を伴いやすく、時には日中の生活に支障をきたしてしまう場合も。
眠気が強い・長く続くといった場合には、服用量を減らしてみるか他の薬への変更を検討します。

筋弛緩作用(筋肉の緊張をほぐす作用)が強い精神安定剤の場合、ふらつきや脱力感が出やすくなります。
足腰が弱っている高齢者や脱力感から昼間の活動が思うように進まないという人は、筋弛緩作用が少ない薬を検討してください。

また精神安定剤は、早く効いてくれて飲めばラクになれることから「不安やドキドキした気持ちはコントロールできるんだ」という実感の得やすい薬です。
その反面、「薬がないとかえって不安になる…」という精神的依存や、以前と同じ服用量では効果が感じられなくなる(耐性がつく)といったリスクには注意が必要です。

抗うつ剤

抗うつ剤はうつ病の治療薬ですが、月経前の不安定な状態や過敏性腸症候群(IBS)などの不安感が現れやすい病気でも用いられます。

継続的に服用することで少しずつ効果が認められるようになりますが、効果よりも先に副作用が現れる場合もあります。

抗うつ剤の目的

  • 不安や落ち込んだ気持ちを和らげる
  • 低下した意欲を回復する
  • 楽しむ気持ちや活動力を底上げする

抗うつ剤の種類

抗うつ剤が開発されるようになったのは、1960年代頃からです。
開発された年代順に三環系抗うつ薬・四環系抗うつ薬・SSRI・SNRI・NaSSAと分類されていて、最近の薬ほど少ない副作用で高い治療効果が得られるとされています。

 
分類 三環系 四環系 SSR SNRI NaSSA
効果が現れるまで 1~2週間 約4日 2週間~2ヵ月 約1週間 5日~1週間
特徴 SSRIやSNRIでは効果が不十分な場合や重症な人に用いる うつ病治療の始めの段階で用いられる
商品名 アモキサン
アナフラニール
トリプタノール
テシプール
テラテミド
ルジオミール
パキシル
ジェイゾロフト
レクサプロ
サインバルタ
イフェクサー
トレドミン
リフレックス
レメロン

抗うつ剤の効果

  • モノアミンの量を増やして安定した状態を作り、維持する
  • いったん分泌されたモノアミンの再取り込みを防ぐ

抗うつ剤は神経伝達物質(モノアミン)の量を増やすことで、脳のコンディションを整えていきます。

体内で分泌されたモノアミンは、役目を終えると体内で回収されます(=再取り込み)。
再取り込みの作用を防ぐことでモノアミン量を減らさず、一定の量をキープ。残ったモノアミンが作用し続けることで、不安や焦燥感を穏やかにしたり低下した意欲を底上げしたりします。

抗うつ剤の飲み方

  • 少量から試して、症状に合わせて増量していく
  • 服用を継続するか変更するか、6~8週間後に判断する
  • 改善を実感できても、半年~1年は服用を続ける

抗うつ剤は、薬ごとに指定された用量・回数を守って継続的に服用します。
服用の開始時期は、用量の範囲内でも少量に留めておき、少しずつ規定量まで増やしていきます。

抗うつ剤は、毎日の服用を続けることで有効成分の血中濃度を維持し、脳内の環境を落ち着かせていきます。

いい変化を感じる前に副作用が出てしまうケースもありますが、抗うつ剤は数週間~数ヵ月の服用によって効果を発揮するもの。
効果が感じられないとしても、短いスパンで薬の種類を変えるのはやめましょう。

抗うつ剤の副作用・注意点

三環系抗うつ薬 口の渇き、立ちくらみ、便秘など
四環系抗うつ薬 眠気、ふらつきなど
SSRI 吐き気、食欲不振、下痢など
SNRI 吐き気、頭痛など
NaSSA 眠気、体重増加など

抗うつ剤の副作用は服用を始めたばかりの時期や増量を試みる時などに現れやすいですが、服用を続けて体が慣れてくると次第に落ち着いていきます。

ただし、高齢者や他の病気を併発している人の場合は薬を飲み続けることで成分が体内に残りやすくなるので、あとになって副作用が強く現れることもあります。
また服用量を急に増やしたり減らしたりすると、強い不安やイライラ、パニック発作、手足のふるえ、めまいや不眠といった副作用が起きやすくなります。

うつ病の治療では用法用量を守った服用を続けることが大切ですが、薬の増減によって体調に異変が現れた場合には医師へ相談してください。

抗精神病薬

抗精神病薬は、統合失調症の治療薬です。(統合失調症とは?
幻覚や幻聴、妄想といった症状改善のほか、再発防止のためにも用いられます。

また双極性障害の治療で用いられる場合もあります。

抗精神病薬の目的

  • 幻覚や妄想を軽減する
  • 精神の働きが極端に低下した状態を改善する
  • 集中力や記憶力の低下を改善する
  • 衝動をコントロールする

抗精神病薬の種類

先に開発された薬を定型抗精神病薬といい、それ以降の薬は非定型抗精神病薬といいます。
非定型抗精神病薬の方が高い効果を得られて副作用が少ないことから、よく用いられます。

統合失調症は、妄想や幻覚、現実に対する感覚の低下、喜びや悲しみといった感情の喪失などを生じる病気。
症状の現れ方によって陽性症状・陰性症状・認知障害の3パターンに分類され、適した治療薬も異なります。

定型抗精神病薬 非定型抗精神病薬
目的 陽性症状(幻覚、妄想など)の改善 陰性症状(感情の喪失や意欲の低下など)や認知障害の改善
代表的な商品 セレネース
ドグマチール
コントミン
エビリファイ
リスパダール
ジプレキサ

抗精神病薬の効果

  • ドーパミンの働きを調整し、感情の高まりや落ち込みを改善する

抗精神病薬には、脳内のドーパミンやセロトニンの量を調整することで精神のゆらぎや衝動を抑える働きがあります。
気分安定の作用が高いことから、統合失調症における陽性症状や陰性症状のほか双極性障害にも有効。
また小児期の自閉スペクトラム症に対する適応が認められている商品もあります。

抗精神病薬の飲み方

  • 少量から服用を始め、少しずつ増量していく
  • 規則正しい服用を続ける
  • 飲み薬と注射薬を併用する場合があります

抗精神病薬の用法用量は薬剤によって異なりますが、いずれも規則正しく継続的に飲み続ける必要があります。

抗精神病薬は脳の働きを整えて穏やかな状態を保つため、効果が現れると症状がなくなったように感じます。
しかし服薬を中断すると、再発・悪化のリスクが大幅に上昇。再発を繰り返すと回復も遅くなり、入院率も高まります。

抗精神病薬の副作用・注意点

  • 錐体外路症状(EPS) 
  • 高プロラクチン血症
  • 眠気、ふらつき、便秘、体重増加など

抗精神病薬のおもな副作用として、錐体外路症状があります。
錐体外路症状はドーパミンを制御し過ぎるせいで起こり、体の運動調節が機能しなくなる症状。動作が鈍くなったり舌が出たままになったりします。

高プロラクチン血症もドーパミンのブロックによって起こる副作用で、妊娠・出産に関わらず乳汁が出る、月経不順や無排卵、性欲の低下といった症状が現れます。

発症することは少ないものの気をつけるべき副作用として、筋肉が硬直する悪性症候群や体の一部が勝手に動く遅発性ジスキネジア、アナフィラキシーなどが挙げられます。

気分安定剤

気分安定剤は、双極性障害の治療薬です。(双極性障害とは?
気分の波を穏やかにする働きがあり、不安や緊張を抑える精神安定剤とはまったく異なります。

気分安定剤の目的

  • 気分の大きな上昇や下降を抑える
  • 気分の波を緩やかに保ち、再発を予防する

気分安定剤の種類

気分安定剤として展開されている薬剤は、リーマス・デパケン・テグレトール・ラミクタールの4種類。
いずれも気分の波を落ち着かせる目的で服用しますが、躁に対する効果・うつに対する効果・再発予防の効果の度合いは異なります。

商品名 リーマス デパケン テグレトール ラミクタール
抗躁作用 中~やや強 やや強
抗うつ作用 やや強
再発防止効果 中~やや強 中~やや強

気分安定剤の効果

  • 感情の高まりや衝動を抑えて、安定化を図る
  • 躁やうつの再発を防ぐ

気分安定剤には、双極性障害による気分の上がり下がりを小さくする働きがあります。
服薬を続けることで感情の波を小さく穏やかに維持し、再発や悪化の予防にも役立ちます。

双極性障害は完治が難しいため、症状が落ちついた状態(寛解)を維持することで日常生活を送りやすくします。

気分安定剤の飲み方

  • 血中濃度を測定しながら用量や回数を調整する
  • うつや躁が落ちついても飲み続ける

気分安定剤の適量は人によって異なります。
そのため、服用を開始してから定期的に血中濃度を計り、効果の実感と照らし合わせながら用量をコントロールしていきます。

はじめて発症した場合、急性期治療に3ヵ月、継続治療で6~9ヵ月、再発予防に1年以上の服薬期間を設けます。

双極性障害は、躁状態とうつ状態を繰り返す病気です。
うつ状態から躁状態に移った時には「治った」と思いがちですが、元気ややる気があふれているのは躁転した可能性大。気持ちが明るくなったからといって服薬をやめてはいけません。

気分安定剤の副作用・注意点

商品名 よくある副作用 重篤な副作用
リーマス 体のふるえ、下痢、体重増加など リチウム中毒
デパケン 眠気、ふらつき、吐き気 高アンモニア血症、肝機能障害
テグレトール 眠気、ふらつき、めまい、吐き気 重度の薬疹、聴覚の変化、無顆粒球症
ラミクタール 吐き気、眠気 重度の薬疹

気分安定剤の種類によって、懸念される副作用は異なります。
比較的安全性が高いのはデパケンとラミクタールですが、すべての薬剤において重篤な副作用に対する注意が必要です。

いずれも血中濃度の移り変わりに留意して体調を観察し、時間をかけて少しずつ増量していくことで体への負担を抑えられます。

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