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ニキビ治療薬の種類と選び方

ニキビがなかなか治らない・治ってもすぐに再発してしまう・どんどんニキビ跡が増えていってしまう、こういった悩みを抱えてはいないでしょうか。

ニキビは白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビ・黄ニキビの順に悪化していきます。
ニキビの段階にあった治療薬を使用しなければ、効果がなかったり肌荒れを招き悪化してしまいます。

さらに治療薬の作用や治療のタイミングによっては、再びニキビが出てきたりニキビ跡が残ってしまったりすることも。
専用のスキンケア商品で肌環境を整え、ニキビの段階に適した治療薬でニキビ治療を行いましょう。

普段のスキンケアに! ニキビができた時に!
ニキビの症状 スキンケア
スキンケア
白ニキビ
白ニキビ
黒ニキビ
黒ニキビ
赤ニキビ
赤ニキビ
黄ニキビ
黄ニキビ
商品 クラリナ・ニキビ予防3点セット アダフェリンジェル ベンザックジェル ロジール トレティヴァ
タイプ 洗顔、マスク、クリーム 塗り薬 塗り薬 飲み薬 飲み薬
1日あたりの費用 40.2円~ 61円~ 26.9円~ 178円~ 341.6円~
ニキビ跡への効果 なし 少し期待できる 少し期待できる 期待できる 期待できる
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ニキビ治療薬を選ぶコツ!

  • ・ニキビ予防のスキンケアに
     └ クラリナ・ニキビ予防3点セット
  • ・白ニキビで進行を抑えたい
     └ アダフェリンジェル
  • ・黒ニキビを安く治療したい
     └ ベンザックジェル
  • ・全身の赤ニキビが気になる
     └ ロジール
  • ・ニキビの再発も防ぎたい
     └ トレティヴァ

数種類のニキビが混合している場合

黒・赤ニキビ、白・赤・黄ニキビといったように複数のニキビが混在している場合があります。
白・黒ニキビは皮脂のつまり、赤・黄ニキビは常在菌による炎症が原因です。
原因が異なれば治療薬に求める作用も違ってきます。
そのため複数のニキビを治療する場合は2通りの選び方から薬を選択します。

複数のニキビができた状態

1つ目は赤・黄ニキビに効く薬のみを使用する方法です。
ニキビ治療において最も重要なことはニキビを悪化させないということ。
白・黒ニキビは軽症の場合が多く、放置しても治ることがあります。
しかし赤・黄ニキビは炎症が起こっている状態であるため、治療が必要不可欠です。

2つ目は赤・黄ニキビの薬と白・黒ニキビの薬の2種類を使用する方法です。
炎症を抑える作用を持っている内服薬がほとんどの赤・黄ニキビの治療薬、皮脂を溜めないように皮膚を柔らかくする作用のある外用薬がほとんどの白・黒ニキビの治療薬から1つずつ選びましょう。
内服薬で全体的に赤・黄ニキビを、外用薬でピンポイントに白・黒ニキビを治療できます。

ニキビ治療薬とは

思春期ニキビや大人ニキビと年齢によってニキビの呼び方は異なります。
しかし思春期ニキビも大人ニキビも原因はどちらも同じ。
皮脂が多く分泌することにより毛穴がふさがり炎症を起こすことでニキビはできます。
そのためニキビの治療薬は子供や大人に関係なく、同じものを使っても問題ありません

外用薬と内服薬の2種類があり、外用薬ではピンポイントな治療が行え、内服薬では手の届かない部分にあるニキビを治療できます。

こんな時に役立ちます

  • これ以上ニキビを悪化させたくない
  • 背中にニキビができた
  • ニキビ跡が気になる

効果

外用薬 抗菌作用、角化抑制作用
内服薬 抗生物質
クリンダマイシン
抗菌作用
ニキビ専用治療薬
イソトレチノイン
抗炎症作用、皮脂分泌の抑制作用、角化抑制作用

外用薬では抗菌作用と角化抑制作用が得られ、まだ炎症段階に至っていない初期段階のニキビ改善に適切です。
内服薬の抗生物質は強力な抗菌作用が含まれているため、炎症が起こっている赤ニキビや黄ニキビの悪化を防ぎます。

内服薬のニキビ専用治療薬はニキビ治療に特化しており、抗炎症作用やニキビができる原因となる皮脂分泌の抑制、角化抑制作用が得られるため、ニキビの改善と再発防止が叶います。

使い方

内服薬

  • イソトレチノイン:1日1回、体重1kgあたり0.5~1mgを服用する
  • クリンダマイシン:1回150mgを6時間ごとに服用する

外用薬

  • 1日1~2回、洗顔後に適量を患部に塗る

ニキビ治療薬には内服薬と外用薬があります。
イソトレチノインを有効成分に持っている内服薬は、自分の体重にあった用量を1日1回服用します。

クリンダマイシンを有効成分に配合している内服薬は、通常150mgを6時間ごとに服用しますが、重度なニキビの場合は300mgを8時間ごとに服用しましょう。
外用薬は1日1~2回洗顔後に塗布します。
耐性菌の発生を防ぐため、内服薬・外用薬ともに使用期間は最小限にとどめましょう。

副作用

内服薬

  • 頭痛、めまい、吐き気、嘔吐、浮腫、頻脈、皮膚障害など

外用薬

  • 皮膚剥脱、皮膚乾燥、紅斑、かぶれ、腫れ、刺激感など

内服薬では頭痛や吐き気、めまいといった症状が見られます。
外用薬では直接薬剤を肌に塗布するため、皮膚剥脱や皮膚乾燥といった皮膚症状が多く現れます。

禁忌・注意点

  • 配合成分やリンコマイシン系抗生物質に過敏症のある人は使用できません
  • 妊娠中または妊娠している可能性のある女性の使用は禁止されています

ニキビ治療薬の成分によって胎児の先天性欠損や流産、胎児死亡、早期出産を引き起こす可能性があるという報告があります。
妊娠中や妊娠している可能性のある女性は使用を避けましょう。
またニキビ治療薬を使用中は必ず避妊をするようにしてください。

ニキビ治療薬以外の改善方法

思春期ニキビは、皮脂の分泌を高める男性ホルモンの分泌量が思春期に増えることで出てきます。
大人ニキビも思春期ニキビ同様に皮脂の過剰分泌によってできますが、ホルモンバランスによる思春期ニキビとは異なり加齢や生活習慣の乱れがニキビのできる要因です。
思春期ニキビは思春期を過ぎて男性ホルモンの分泌量が減ると改善しますが大人ニキビはニキビへの治療だけでなく生活習慣を見直す必要があります

ストレスの発散

ストレスはホルモンバランスを乱す要因となります。
ホルモンバランスが乱れると皮脂の分泌を促進する男性ホルモンのアンドロゲンが大量に分泌。
皮脂が過剰に出るためニキビが増えてしまいます。

自分なりのストレス発散方法を見つけ、ストレスをためないようにしましょう。

十分な睡眠の確保

睡眠不足は自律神経を乱し、ホルモンバランスを崩します。
さらに肌の免疫力も低下するため、ニキビができやすく悪化しやすい肌環境となってしまいます。

自分に合った十分な睡眠時間を確保しましょう。
睡眠時間だけでなく眠りの質もホルモンバランスに大きく影響します。

バランスのよい食事

人の身体は体外から摂取する食事によって作られます。
偏った食生活を送っていると栄養バランスが乱れて肌環境や免疫力を低下させてしまいます。

1日3食、主食・主菜・副菜を意識して食事から必要な栄養を摂るようにしましょう。

化粧をキレイに落とす

化粧は肌に直接化粧品をのせるため、毛穴にまで下地やファンデーションが入り込むことがあります。
化粧をキレイに落とさなければ、皮脂の代わりに下地やファンデーションが毛穴に詰まり、炎症を起こしてニキビを作りだしてしまいます。

化粧は落とし残しがないようにクレンジングでキレイに落としましょう。

女性ホルモンの安定

ニキビの原因となる皮脂はホルモンバランスの乱れによって分泌量を増やします。
女性の場合は1ヵ月に4回ホルモンのバランスが変化し、特に月経前後に大きく乱れます。
そのため、月経前後にニキビが増えるという人も少なくありません。

生活習慣を正したりピルを服用したりして女性ホルモンのバランスを安定させましょう。

ニキビ跡の治し方

ニキビ跡は炎症のダメージが肌の奥深くまで届くことで残ります。
赤いニキビ跡は肌の損傷によって皮膚下の血管が透けて見えている状態。
茶色い色素沈着は炎症によってメラトニンが生成されて起こります。
クレーターと呼ばれるニキビ跡は、破壊された肌が完全に修復される前にニキビが完治するためにできてしまいます。

どのニキビ跡もターンオーバーの乱れによって古い角質が残ってしまうことが原因。
ターンオーバーを促すことで古い肌が新しい肌へと生まれ変わり、ニキビ跡が薄まっていきます。

適度な運動

ニキビは毛穴周りの皮膚が固くなる角化がおこり、毛穴を防いで皮脂を溜めこむことでできます。
適度な運動を行うことで汗をかき、塞がった毛穴が開きます。
汗とともに溜まった皮脂や老廃物を排出して角化を緩和してターンオーバーを促します。

バランスのよい食事

ターンオーバーを促したり肌の健康を守ったりする栄養素は、食事から摂る必要があります。
偏食は控え、1日3食バランスのいい食事を心がけてください。

皮脂の分泌を抑えるビタミンB2やビタミンB6、肌のハリを生み出すコラーゲンやメラニン色素を薄くするビタミンCといった、ビタミンを多く含む緑黄色野菜を積極的に摂取していきましょう。

ターンオーバーを促すことで古い肌が新しい肌へと変わり、ニキビ跡が薄まっていきます。

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