新型コロナ感染拡大による配送遅延のお知らせ

【新型コロナウイルス感染症の予防方法】一般的な感染症予防を徹底しましょう

このページでわかること

  • 個人的予防|「三密」を避け、うがい・手洗いなどを心がけましょう
  • 医療的予防|ワクチンは新型コロナウイルスの感染・発症予防や症状軽減ができます

新型コロナウイルスの予防方法は、基本的には風邪やインフルエンザに対する考え方と同じです。
人の多い場所へは行かないこと、手洗いやうがいでウイルスを洗い流すこと、マスクを着用すること。
しかし、新型コロナウイルスは非常に感染力が強いため、これまでの感染症予防よりも一層の心がけが必要です。

個人的予防|「三密」を避け、うがい・手洗いなどを心がけましょう

新型コロナウイルスは接触感染と飛沫感染によりうつっていきます。 予防するためには、ウイルスとの接触機会を減らす・ウイルスを粘膜に触れさせないという意識が大切です。
次の予防方法を心がけて新型コロナウイルスをうつさない・うつらないようにしましょう。

【予防方法】

  • 「三密」を避ける
  • 手洗い
  • うがい
  • 消毒
  • マスク
  • せきエチケット

「三密」を避ける

新型コロナウイルスの集団感染(クラスター)が発生した場所を調査したところ、三密となる場所で多く発生していることが分かっています。

【三密】

  • 密閉空間(換気が悪い場所)
  • 密集場所(大勢が集まっている場所)
  • 密接場所(人との距離が近い場所)

一密でも集団感染が起こった事例があるため、換気をしたり人が多い場所は避けたりソーシャルディスタンスを保ったりと三密は避け、0密を心がけましょう

三密を避けましょう

手洗い

ウイルスの付着している手で目をこすったり鼻を触ったり食事をしたりすると、接触感染が起こりやすくなります。
そのため手に付着したウイルスを洗い流すことで接触感染が防げます

しかし、手を洗ったとしても正しい洗い方をしていなければ、指と指の間や爪のすき間などにウイルスが残ってしまい接触感染に繋がります。
正しい手の洗い方を知っておきましょう。

正しい手の洗い方

手洗い方法別の付着ウイルスの数

手に付着しているウイルスの数は100万個ほど。
接触感染を防ぐためには、手に付着したウイルスを減らす必要があります。

付着しているウイルス
手を洗わない 約100万個
流水で15秒洗う 数万個
石鹸やハンドソープで10秒揉み洗いをして流水で15秒すすぐ 1回目 数百個
2回目 数個

ウイルスの数は手を洗わない時に比べて、流水で手洗いするだけで100分の1、石鹸やハンドソープで揉み洗いをして流水ですすぐと1万分の1にまで減少します。
手を洗う時は流水でさっと洗うのではなく、石鹸やハンドソープも使用しましょう。

うがい

飛沫を口から吸い込むと、喉からウイルスが細胞へと侵入して新型コロナウイルスに感染します。
特に喉が乾燥しているとウイルスは体内へと侵入しやすくなってしまいます。

うがいをすることで喉を潤しウイルスの侵入を防ぎ、口腔内に残っているウイルスを体外へと出すことができるのです。

効果的なうがいの方法

消毒

接触感染はモノや手を媒体にして感染者から非感染者へとウイルスをうつします。
感染を防ぐためには、媒体となるモノや手に付着したウイルスを消毒することが一番。

消毒方法はアルコール消毒液をはじめ、熱水や次亜塩素酸ナトリウム水溶液などがあります。

【水および石鹸による洗浄】
消毒対象:手指、モノ
消毒方法:石鹸や水で洗い流す

【熱水】
消毒対象:モノ(特に食器や箸など)
消毒方法:80℃の熱水に10分間食器や箸をさらす

【アルコール消毒液】
消毒対象:手指、モノ
消毒方法:エタノール濃度が70~95%のものが有効(60%台でも一定の効果あり)

【次亜塩素酸ナトリウム水溶液】
消毒対象:モノ(特にテーブルやドアノブなど)
消毒方法:市販の家庭用漂白剤を濃度が0.05%になるように水で薄める

マスク

新型コロナウイルスは飛沫感染によって拡大します。
くしゃみや咳はもちろんのこと、話すだけでもウイルスを含んだ飛沫は外へと放出されます。
飛沫の飛散を防ぐため、また飛んできた飛沫を吸わないためにもマスクの着用が必要なのです。

マスクを着用してもすき間があるとそこからウイルスが外へと排出されます。
顔にフィットするような正しいマスクの着用方法を知っておきましょう。

感染対策に有効なマスクの着用方法

マスクの種類別効果

東京大学の研究チームは、話し手(感染者)と聞き手(非感染者)がそれぞれマスクを着用した/しなかった場合の、聞き手が吸いこむウイルス量の計測実験を行いました。

両者ともにマスクをしていない場合と比較し、
1.聞き手だけがマスクを着用する場合
2.話し手だけがマスクを着用する場合
3.両者がマスクを着用する場合
吸い込むウイルスの量がどのくらい減ったのかデータを取得しています。

【聞き手が吸いこむウイルスの量】

布マスク布マスク 不織布マスク不織布マスク N95マスクN95マスク
(医療用保護マスク)
聞き手だけが着用 37%↓ 50%↓ 86%↓
話し手だけが着用 57%↓ 58%↓ 96%↓
両者着用 話し手布マスク 67%↓ 69%↓ 89%↓
話し手不織布マスク 69%↓ 76%↓ 88%↓

(参考:東京大学医科学研究所|新型コロナウイルスの空気伝播に対するマスクの防御効果

どちらの場合でもN95マスクが最もウイルスの吸収率は低く、布マスク>不織布マスク>N95マスクの順で聞き手のウイルス吸収率は下がっています。

また、聞き手だけがマスクを着用するよりも話し手がマスクを着用する方が聞き手の吸引するウイルス量は減少します。
最も効果的にウイルスの吸引を防ぐには、聞き手・話し手ともにマスクを着用しましょう。

せきエチケット

せきやくしゃみによる飛沫感染を防ぐためには、せきやくしゃみの際にマスクや袖などで口や鼻を覆い隠すせきエチケットが重要です。

手で口や鼻を覆い隠す人もいますが、それは間違い。
手で覆い隠してしまうと手にウイルスが付着してしまい、その手でモノを触ってしまうとモノを媒体として接触感染が起こってしまいます。
マスクやティッシュがない場合は手で覆い隠さず、袖を使いましょう

正しい咳エチケット

医療的予防|ワクチン接種は効果が認められています

マスクや手洗い・うがいなど、自力で行える感染対策には限界があります。
そこで頼りたいのが医療的予防。
ワクチンを摂取すると、より高い確率で新型コロナウイルスへの感染を予防してくれます。

ワクチンは効果が認められており、国が推奨する感染予防方法です。
国が主体となって接種を進めており、現在国民の約74%が1回目の接種を、約65%がメーカー推奨の必要回数を接種し終えています。

また、ワクチン接種のほかにも医療的予防方法として予防薬の開発が世界各国で進められています
多くの製薬会社や研究機関が開発に力を入れているため、承認される日も近いと言われています。

新型コロナウイルスワクチンの働きと発症予防率

ワクチン接種は、新型コロナウイルスの予防として最も効果的な方法です。
ワクチンを接種することで感染症に対する免疫を作ります。
免疫とは感染症に対する抵抗力を指し、感染症の発症や重症化を防ぐ体の働きです。

日本国内で接種が認められている新型コロナウイルスのワクチンは4種類あります。
それぞれの従来株・変異株に対する発症予防率を確認しましょう。

ワクチン別発症予防率(2回接種後)】

従来株 アルファ ベータ ガンマ デルタ
ファイザー 88~94.6% 89~97.0% 85~100% 85% 79~88%
モデルナ 91~94.1% 94% 96.4% 78%
(1回接種後)
70%
(1回接種後)
アストラゼネカ 74.2% 73~75% 10.4% 57.6% 60~67%
ノババックス 89.3% 86% 51.0%

(参考:IHME|COVID-19 vaccine efficacy summary

従来株を元にワクチンを開発しているため、従来株に対する予防率はどのワクチンも高い傾向にあります。
変異株に対しては新種になればなるほど予防率は低下。
しかし、新型コロナウイルスに感染して得られる免疫よりもワクチンを接種した方が多く免疫を獲得できるため、ワクチンの接種が推奨されています。

ワクチンは感染や発症、重症化を予防しますが、予防効果は100%ではありません。
接種後もマスクや手洗いといった感染予防を行ってください。

新型コロナウイルスワクチン接種後の副反応

ワクチンを接種すると高い免疫を獲得できる反面、免疫を生成する過程でさまざまな症状が体に現れます
特に多い症状は接種部位の痛み・疲労・頭痛・悪寒など。
ファイザーやモデルナでは1回目よりも2回目に、アストラゼネカは1回目に副反応が出やすくなっています。

ファイザー モデルナ アストラゼネカ
接種部位の痛み 1回目 86.6% 82.7% 51.2%
2回目 79.3% 58.0% 27.0%
疲労 1回目 40.3% 18.7% 49.6%
2回目 60.3% 63.3% 26.8%
頭痛 1回目 32.8% 13.3% 48.6%
2回目 44.0% 47.6% 26.7%
筋肉痛 1回目 14.3% 37.3% 40.3%
2回目 25.0% 49.7% 18.9%
悪寒 1回目 25.2% 25.2% 31.2%
2回目 45.7% 50.3% 5.3%

ほかにも、接種部位の発赤や腫れ、発熱、嘔吐、下痢、関節痛といった症状が確認されています。
症状は接種後半日~翌日までに発現し、数日ほどで治ります

こちらの記事も読まれています

目次