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ED(勃起不全)に関する情報ページ
このページでわかること
- 「勃たない」以外にも症状があります
- EDの主な原因は神経や血管の障害です
- EDは内服薬による治療が基本です
性行為を行なう上で十分な勃起力が得られない、または勃起を維持できない障害が勃起不全です。
正式名称である「Erectile Dysfunction」の頭文字をとってEDと呼ばれています。
EDは男性であれば誰もが発症するリスクを抱えています。
日本国内では患者数が増加傾向にあり、成人男性の3~4人に1人はEDだというデータも。
40~50代からの発症率が高いものの、30代以下の患者数も増えています。
「勃たない」以外にも症状があります
EDの主な症状
勃起できない(勃起に時間がかかる/まったく勃たない)
勃起が持続しない
勃起しても柔らかい
EDは正常な勃起が困難になる病気です。
単純に勃たないだけではなく、「勃起時の男性器に硬さがない」「挿入前または挿入中に萎える」などの症状も含まれます。
自慰行為(マスターベーション)では正常に勃起していても、性行為となるとうまく勃起できない場合もEDの可能性が濃厚です。
症状は軽度・中等度・重度の3段階に分けられます。
心身のコンディションにより一時的に症状が出ることもありますが、正常に勃起できない頻度が多くなるほど重症だと考えられます。
成人男性の3~4人に1人が発症しています
20~79歳の男性を対象にした2019年のインターネット調査では、全体の29.7%が中等度~重度のEDであると回答しています。
なかでも重度(完全ED)の患者は増加傾向にあり、1998年の調査結果と比較すると2倍以上という結果に。
現代では成人男性の3~4人に1人(全国推計1,304万人)が中等度もしくは重度のEDを発症していると考えられます。
また20~30代の約30%が軽度EDであると回答しました。
これまでEDは中高年世代に多い病気とされていましたが、若年層でも発症する可能性は十分にあります。
EDの主な原因は神経や血管の障害です

勃起が起こるためには、神経や血管が正常に作用しなければいけません。
視覚や触覚から性的興奮を感じた脳は、その刺激を神経伝達によって男性器へ伝えます。
すると男性器周辺の血管が広がり、陰茎海綿体組織に多くの血液が流れ込んで膨張し、勃起が起こるのです。
生まれつき男性器や勃起機能に障害がある場合、先天的なEDになる可能性があります。
しかし有病者の大多数は神経や血管の障害による後天性EDです。
後天性EDは加齢・持病・外傷などが原因として挙げられますが、精神的ストレスがきっかけとなるケースも増えています。
またいくつかの要因が重なって発症することも珍しくありません。
EDは内服薬による治療が基本です
EDの症状は治療薬の内服で改善できます。
根本的な原因を解決しない限り症状は続きますが、内服薬によって一時的に勃起機能を回復させることが可能です。
【主なED治療薬】
・バイアグラ(有効成分:シルデナフィル)
世界初のED治療薬であり、勃起力の高さが人気です。
・レビトラ(有効成分:バルデナフィル)
即効性に優れていて、服用から15~30分ほどで効き始めます。
・シアリス(有効成分:タダラフィル)
現在世界シェアNo.1。最長36時間効果が持続します。
それぞれ有効成分が異なりますが、いずれもPDE5(ホスホジエステラーゼ5)という酵素を阻害する働きがあります。
平滑筋を弛緩させて血管を広げる作用を持つcGMP(環状グアノシン一リン酸)を分解するのがPDE5です。
PDE5が活発化すると勃起の妨げになってしまいます。
バイアグラなどのED治療薬はPDE5の活性化を防ぎ、cGMPの濃度を上昇させて血管拡張を促します。
陰茎への血流量が増えることで勃起機能が正常化するのです。
大半の勃起不全に効果があることから、多くの場合ED治療薬の内服が選択されます。
内服薬以外の治療法
ED治療薬以外の薬物療法には陰茎海綿体注射(ICI療法)があります。 ただ日本では認可されておらず、世界的に見ても一般的ではありません。
持病の有無や体質、年齢などの問題によって薬物療法が適さない場合は、補助器具の装着やプロステーシス手術といった選択肢も。
いずれも自発的な勃起をサポートするのではなく、擬似的に勃起状態を作り出す方法であるため、快感度や満足度はED治療薬に及びません。
EDの基本的な予防・対策法としては食事や運動による体質改善が有効です。 乱れた生活習慣は勃起機能の低下を招くため、食生活の見直しや適度な運動が推奨されています。