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【無月経】対策を怠ると不妊症になります

このページでわかること

  • 症状|3ヶ月以上月経がきません
  • 原因|ダイエットによって起こることもあります
  • 対策|ホルモン療法や生活習慣を正すことで改善します

多くの女性が経験する生理不順。
女性の健康と生活をサポートするアプリ『ルナルナ』が行った調査では、じつに79.3%の女性が生理不順の症状で悩んだことがあると回答しています。

生理痛で悩んだことがある女性の割合

月経予定日を過ぎても月経がこない場合、月経の煩わしさから解放されたとラッキーに感じる人もいるでしょう。
数日の遅れであれば問題ありませんが、3ヶ月以上月経がきていないという人は無月経の可能性があります。
無月経を放っておくと不妊に繋がることも。
3ヶ月以上月経がきていない人はもちろんのこと、予定日を1週間過ぎても月経がこない人は病院を受診し、早めの治療を行いましょう。

症状|3ヶ月以上月経がきません

月経がこない無月経には初潮前や閉経後、妊娠中が含まれる生理的無月経とそれ以外の時期に起こる病的無月経の2種類があります。
さらに病的無月経は、18歳を超えても初潮がこない原発性無月経と3ヶ月以上月経のこない続発性無月経の2つに分類されます。

無月経は4つの種類に分けられる

無月経の多くは続発性無月経です。
通常、月経開始から次の月経までの期間は25~38日以内です。
いつもは25~38日の間で月経がくるが今回だけ38日を過ぎている、という一時的なものであれば問題ありません。
しかし月経がこない状態が3ヶ月以上続く場合は続発性無月経とされます。

続発性無月経は初潮がすでにきている無月経にあてはまりますが、中には初潮がまだきていないという人もいます。
正常な月経では10~15歳程度で初潮が起こります。
人によっては15歳以降に初潮がくる場合もありますが、18歳までに初潮がおとずれれば問題ありません。
しかし18歳になっても初潮がこなければ原発性無月経とされます。

続発性無月経と妊娠、閉経の違い

続発性無月経と間違いやすい症状に妊娠や閉経があります。

続発性無月経 妊娠 閉経
月経の有無 なし なし なし
その他の症状 頭痛
吐き気
めまい など
※症状がないことも
だるさ
眠気
吐き気
胸のはり など
ほてり
疲れやすい
肩こり
のぼせ など
特徴 発症前に身体的・肉体的ストレスを受けている。 月経予定日を過ぎても1週間近く高温期が続く。
月経予定日の2週間前以内に性行為をした。
45歳以上に見られる。
閉経の前後に更年期障害を発症する。

45歳以上の人で3ヶ月以上月経がこなければ閉経の疑いがあります。
更年期障害の特徴的な症状である発汗やほてりといった症状がないか確認しましょう。
45歳以下の人で3ヶ月以上月経こなければ妊娠の可能性があります。
月経中に低くなる基礎体温が月経予定日を過ぎても高くなっていないか、日々基礎体温を記録しておきましょう。

しかし自分で続発性無月経かを判断するのは難しいものです。
判断を誤り続発性無月経を放っておくと、妊娠できなくなる可能性も。
3ヶ月以上月経が止まっている場合は、必ず医師の診察を受けるようにしてください。

原因|ダイエットによって起こることもあります

無月経には原発性無月経と続発性無月経があり、それぞれ原因が異なります。

原発性無月経

染色体異常 卵巣機能に働きかけるX染色体の欠失や異常
性器異常 膣や子宮の異常(子宮内膜の癒着など)
ホルモン異常 ホルモン分泌を抑える、子宮内膜が剥がれるのを止める

8歳を過ぎても初潮が起こらない原発性無月経では、染色体や性器、ホルモンに異常が見られます。
原発性無月経の原因として多く見られるのが染色体の異常です。
月経で欠かせない卵巣機能に関わるX染色体の一部が欠けていたり、2つあるX染色体のうちの1つがなかったりする場合、卵巣が上手く働かず月経が起こりません。

続発性無月経

ホルモン ストレスやダイエットなどによるホルモンの乱れ
病気 卵巣・子宮などの病気
早発閉経 ホルモン分泌能力の衰弱

8歳を過ぎても初潮が起こらない原発性無月経では、染色体や性器、ホルモンに異常が見られます。

3ヶ月以上月経がこない続発性無月経では、ホルモンや病気、早発閉経が原因となります。
続発性無月経の原因はホルモンの乱れが多くを占めています。
妊娠や出産、仕事や人間関係などによる過度なストレスや、無理なダイエットまたは肥満などによる過剰な心身への負担によりホルモンの分泌量は変化します。

スポーツも原因になる

無月経は心身に過度な負担がかかることで起こるため、厳しい練習や食事制限の多いアスリートに多く見られます。
このように運動によっておこる無月経を運動性無月経といいます。

アスリートの月経について

国立スポーツ科学センターが実施したアンケートによると、月経に異常があるという人は43.2%もおり、無月経だという人は8.8%を占めています。

アスリートは厳しい練習や食事に制限を設けるため無月経の症状を起こしやすく、特に体脂肪率を低くする必要のある体操やフィギュアスケート、陸上などの選手に多くみられます。
無月経はアスリートだけでなく中学生や高校生でもおこります。
思春期である学生は育ち盛りかつ多感な時期です。
そのような学生が部活動で厳しい練習や食事制限を行うと、精神的ストレスを感じやすくなり栄養が不足すると容易に無月経となってしまいます

対策|ホルモン療法や生活習慣を正すことで改善します

無月経は原因となる疾患の治療やホルモン療法、生活習慣の改善により治療できます。

外科的療法
無月経の原因が性器異常または脳下垂体や子宮などの疾患によるものである場合、外科的療法がとられます。
性器異常では膣や子宮が塞がっているまたは欠損しているため、手術により塞がっている部分を切開したり欠けている部分を形作ります。
子宮や卵巣などの疾患では、腫瘍や動脈瘤を切除します。

薬物療法
原因が子宮や卵巣などの疾患またはホルモン、早発閉経、染色体異常である場合、これらはすべてホルモンの分泌量に問題があります。
そのため不足したホルモンを補充したりホルモン量を一定にするホルモン剤や低用量ピルの使用が用いられます。

非薬物療法
ストレスや過剰なダイエットなどの負担が無月経を引き起こしている場合、生活習慣を見直すと再度月経が起こる場合があります。
原因を改善することで乱れたホルモンの分泌が安定し、規則正しい月経周期が戻ります。
ストレスが原因の場合はストレスを溜めないようにし、過剰なダイエットが原因の場合は無理のない程度へとダイエット方法を見直しましょう。

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