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片頭痛の対策・予防

このページでわかること

  • 片頭痛は痛みを和らげ悪化させないことが大事です
  • 片頭痛は日ごろの対策で出現頻度を抑えられます

片頭痛(偏頭痛)は起こる仕組みが判明していないため、根本的治療法はまだ確立されていません。
そのため、頭痛が出た時に痛みの進行を止める対策と日ごろの予防が大切です。
対策と予防にはそれぞれ、医薬品を使用する薬物療法と医薬品を使わない非薬物療法の2通りがあります。

片頭痛は痛みを和らげ悪化させないことが大事です

片頭痛は徐々に痛みが強くなっていき、人によっては動けなくなり寝込んでしまう場合もあります。
頭痛が発現したら頭痛を悪化させないようにするのが鉄則。
さらに治療薬を服用して痛みを鎮静させましょう。

痛みを悪化させない

痛みを悪化させない方法

・安静にする
片頭痛は五感の刺激や血行が良くなることで悪化します。
そのため頭痛が出たら安静にしておくのが必須です。

・頭部を冷やす
血管が広がり周囲の神経を刺激して炎症が起こることで片頭痛は起こります。
頭部を冷やすと広がった血管が縮まるため痛みが和らぎます。

・カフェインを摂る
コーヒーや紅茶に含まれているカフェインには血管収縮作用があります。
安静にする前にカフェインを摂取することで頭痛を軽減できます。

※血行促進は避けましょう

片頭痛は広がった血管が神経に触れてしまうことで起こります。
そのため血液の流れをよくしてしまうと、さらに血管が広がり痛みが増してしまうのです。
血行を促進する運動やお風呂、アルコールの摂取は避けましょう。

医薬品で痛みを鎮める

片頭痛には痛みを抑える治療薬があります。
治療薬は非ステロイド性消炎鎮痛剤・トリプタン製剤・エルゴタミン製剤の大きく3つにわけられます。

非ステロイド性消炎鎮痛剤 炎症を抑える
トリプタン製剤 血管を収縮させる
エルゴタミン製剤 血管を収縮させる
痛み物質の分泌を抑制する

片頭痛は血管の拡張により神経が刺激されて炎症を起こしたり、三叉神経への刺激によって痛みを感じさせる物質が分泌されたりして起こります。
片頭痛薬は、広がった血管を縮めたり炎症を抑えたり、痛み物質であるプロスタグランジンの分泌を抑えることで頭痛を鎮めます。

頭痛は時間が経つにつれて増していき、数時間~72時間続きます。
治療薬は頭痛を感じたらすぐに飲む必要があり、時間が経ってから服用すると期待する効果は得られません。
吐き気や嘔吐を伴う片頭痛の場合は、吐き気止めも同時に摂取しましょう。

片頭痛は日ごろの対策で頻度を抑えられます

日々の努力で片頭痛の発現頻度は抑えられます。
片頭痛の起こる原因は生活習慣の乱れである場合がほとんど。
乱れた生活習慣を改善することで片頭痛が起こりにくくなります。

さらに医薬品を服用することで片頭痛の予防が可能。
生活習慣を見直しても頻繁に片頭痛が起こるという人は、予防薬の服用がおすすめです。

生活習慣を正す

生活習慣の見直し方法

・セロトニンの分泌量を安定させる
片頭痛を引き起こす血管の収縮・拡張にはセロトニンの分泌量のバランスが関係しています。
セロトニンの分泌量を安定させるため、バランスの良い食事・日光を浴びる・適度に体を動かす・規則正しい生活を送るなど、健康的な生活習慣を送るようにしましょう。

・ストレスを溜めない
ストレスを感じている時は体が強張り血管が収縮。ストレスから解放されると縮まっていた血管が広がり片頭痛が出現します。
血管の縮まりを事前に防ぐため、ストレスを感じにくい環境に身を置いたりストレスを適度に発散したりしましょう。

・適度な睡眠を取る
睡眠不足は自律神経を乱して血管の収縮・拡張頻度を高め、睡眠過剰は眠っている間に血管が縮まり起きると同時に血流が良くなって血管が広がってしまうため、ともに片頭痛を引き起こす要因となっています。
自分の適した睡眠時間を知り、質の良い睡眠を取りましょう。

・閑静な場所で過ごす
騒音や眩しさによって片頭痛を誘発してしまう場合があります。
うるさい場所やまぶしい場所はさけ、閑静かつ目への刺激が少ない場所で過ごすようにしましょう。

・ポリフェノールを含む食材を避ける
バランスの良い食事をとることも大切ですが、ポリフェノールが含まれている食材の摂取を避けることも大事です。
ポリフェノールには血管拡張作用があるため、片頭痛を誘発してしまいます。
次にあげるポリフェノールを多く含んでいる食材の摂取は避けましょう。

・片頭痛を引き起こすポリフェノールを含む食材
酒(特に赤ワイン)、チーズ、柑橘類、スナック菓子、チョコレート、ココア、ぶどう、ブルーベリー、カシスなど

医薬品で予防する

ロメリジン 血管の収縮を抑える
プロプラノロール 血圧を下げる
バルプロ酸ナトリウム 細胞の興奮を抑制する
アミトリプチリン塩酸塩 脳内のセロトニンの量を増やす

片頭痛予防薬は毎日規則正しく服用する必要があります。頭痛を感じてから服用しても鎮痛作用は望めません。
常用することで片頭痛へとつながるセロトニンの減少や血圧低下による血管の収縮、細胞の興奮などを抑えられます。
片頭痛の発現頻度が多い人や重症化しやすい人におすすめです。

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