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【クラミジア】若年層での感染率が高まっています

クラミジアとは?

クラミジアは、オーラルセックスを含む性行為によって感染します。
症状を感じないケースが多く、知らないうちにパートナーへうつしてしまう可能性大!
放置すると流産や早産、不妊症のリスクが高まるため、早めの検査と治療が大切です。

クラミジアは、日本でもっとも多い性感染症です。
とくに若い世代での感染が広まっていて、20~24歳の男女で8,093人、25~29歳で6,012人という報告があります。

クラミジアの年齢別感染者数

参照元:厚生労働省「2019年 性感染症報告数

症状|男女ともに無症状のことが多い

男性の症状部位

男性の症状

・尿道から膿が出る
・尿道のかゆみ
・排尿痛
・睾丸の腫れ

女性の症状部位

女性の症状

・おりものが増える
・不正出血
・下腹部痛
・性交痛

クラミジアの潜伏期間(うつってから発症するまでの期間)は、1~3週間です。
しかし細菌に感染したからといって必ずしも症状が現れるわけではなく、無症状のまま細菌を持っているケースも多くあります。

はっきりとした症状がなくても感染力は保持しているため、無自覚で広めている可能性は十分にあります。

「クラミジアにかかったけれど心当たりがない」という人は、過去に関係を持った相手がクラミジアだけど無症状だったことが原因だと考えられます。

目、のど、肛門にも感染します

クラミジアは、性器だけでなく目やのど、肛門などにもうつります。

・喉頭クラミジア
性器と同じくらい感染しやすく、のどが腫れたり痛くなったりします。
咳や鼻水、頭痛など、風邪のような症状が現れます。

・クラミジア結膜炎
目が充血したり、まぶたに小さな腫瘍ができたりします。
悪化すると結膜から角膜に感染が広がり、失明する危険性を伴います。

・クラミジア直腸炎
肛門で感染すると、腹痛・下痢・血便・肛門痛といった症状が現れます。

クラミジアと間違えやすい感染症があります

クラミジアの症状はほかの性感染症と似ていて、すぐには判別できないことがあります。
病気の特徴は、女性のおりもの、男性の尿道から出る膿の状態に現れます。

病気 女性の症状 男性の症状
クラミジア 白または黄色っぽいおりもの 透明または白っぽく、さらっとした膿
カンジダ 白くボソボソとしたおりもの 膿は出ない。亀頭部がただれる
淋病 黄っぽく色の濃いおりもの 黄色くドロッとした膿

性感染症に一度もかかったことがない場合、正確な判断は難しいものです。
疑わしい症状が現れたら、医療機関や保健所で検査を受けましょう。

検査|専用のキットで感染の有無を確認できます

「クラミジアにかかったかもしれない」「行動に心当たりがある」という人は、治療を始めるためにもまずは早めに診察を受けましょう。

婦人科や泌尿器科などで感染の有無を調べてもらえますが、受診することに抵抗がある場合には検査キットの活用がおすすめです。

専門機関で検査する方法

性感染症の検査は、病院や保健所で受けられます。
クラミジアが疑われる場合には、検体として尿や膣分泌液(おりもの)を採取します。

検査方法
男性 尿を採取します
女性 おりものを採取します

検査費用は4,000円~が一般的で、ほかに診察料が4,000~5,000円ほどかかります。

検査キットを使う方法

検査キットを購入し、自宅に届けてもらう方法です。
自分で検体を採取しその場で検査結果がわかるので、医療機関を受診することに抵抗がある人は専用の検査キットを活用してください。

▶ クラミジア検査キットの詳細ページ

原因|性器の接触以外でもうつります

クラミジア・トラコマチス

クラミジアは、クラミジア・トラコマチスという細菌が原因。 (参考:国立感染症研究所

クラミジア・トラコマチス単体では増殖できないため、ほかの細胞からエネルギーを借りて分裂していきます。
生物の細胞の中でしか増殖できないため、飛沫感染や水中感染、空気感染などの可能性はほとんどありません

クラミジア・トラコマチスは粘膜から体内に侵入するため、性器同士の触れ合い以外でも感染します。 

細菌が侵入しやすい体の部位

 

性器、肛門、のど、目

感染を招く行動

 

性行為(膣への挿入、オーラルセックス、アナルセックス)、キス

治療|抗生物質の飲み薬が有効です

クラミジアにかかったら、殺菌効果がある抗生物質(飲み薬)を服用して治療します。

クラミジアの治療薬
薬の名前 ジスロマック クラビット ミノマイシン
有効成分 アジスロマイシン レボフロキサシン ミノサイクリン
分類 マクロライド系 ニューキノロン系 テトラサイクリン系
特徴 クラミジア治療における第一選択薬 副作用が少なく、アレルギーが出にくい 効果と副作用のバランスがいい

クラミジアに有効な治療薬はいくつかありますが、もっとも選ばれているのはジスロマックです。
ジスロマックは殺菌作用が長く続くため、服用は1度だけ。ただし、体内で増殖したクラミジア・トラコマチスをすべて死滅させるまでには、3~4週間ほどかかります。

クラビットやミノマイシンの場合は、7日間ほど継続して服用します。

クラミジアは流産や早産、不妊の原因になります

クラミジアを放置すると、精巣上体炎(男性)や子宮頸管炎、卵管炎(女性)を招きやすくなります。

とくに不妊症で悩んでいる女性のうち3分の1は、クラミジアによる子宮頸管や卵管の疾患が原因と言われています。

「もしかして…」と思ったら、早めの治療開始が大切。クラミジアかどうか判断できない場合は医療機関を受診する、もしくはセルフで検査できる専用キットを使用しましょう。

薬を飲んでも治らない場合

クラミジアの治療薬を服用して1ヵ月ほど経っても治らない場合には、ほかの感染症である可能性があります。

とくに淋病はクラミジアと同じタイミングで感染するケースが多く、症状も似ているため要注意。
クラミジアも淋病も同じ薬で治せますが、淋病は有効成分に耐性がつきやすいため飲み薬だけでは完治できないこともあります。
その場合は注射や点滴による抗生物質の投与が必要なので、服薬しても症状が改善しない場合には医療機関を受診してください。

パートナーの治療も忘れずに

クラミジアを治療する際に大切なのが、パートナーの治療も一緒に行なうことです。
自分は治ったとしてもパートナーが感染しているままでは、再びうつってしまう可能性があります。
お互いにうつしたりうつされたりし続けていては、いつまで経っても完治できません。

クラミジアは無症状でいるケースが多いため、性的関係のあるカップルのうちどちらか一方が感染していればもう一方も感染していると考えられます。

目立った症状がなくても感染力は持っているため、治療はふたり同時に行ないましょう。

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