新型コロナ感染拡大による配送遅延のお知らせ

【トリコモナス】嫌われ度NO.1の性感染症

トリコモナスとは?

トリコモナスは、目で見えないほど小さな虫(原虫)が原因。
女性がかかるとおりものが悪臭を放つため、もっとも嫌われる性感染症と言われています。
放置すると尿道炎や前立腺炎、膣炎などに発展する可能性があるため、原虫を駆除する飲み薬を服用しましょう。

トリコモナスは、目で見えないほど小さな虫(原虫)が原因です。

原虫は体内だけでなく水中でも生き延びられるので、感染源は性行為以外にもプールや温泉、便器、タオルなどさまざま。
そのため、性行為の経験がない人でもうつる可能性がある感染症です。

頻繁に性行為を行なう若い世代よりも、子どもや中高年層など性行為の機会が少ない世代での感染者数が多いという特徴があります。

症状|おりものの異変はトリコモナスの可能性大

男性の症状部位

男性の症状

・尿道から分泌物が出る
・排尿痛がある
・尿道のかゆみ、違和感

女性の症状部位

女性の症状

・臭いが強く泡立ったおりものが増える
・外陰部や膣に痛みや激しいかゆみ
・性行為時に痛みや不快感がある
・排尿時の痛み

トリコモナスの潜伏期間は10日~数ヵ月で、もっとも症状が出やすいのは感染後5日~1ヵ月です。

感染しても症状が現れないケースが多く、とくに女性の20~50%は無症状患者だといわれています。
男性よりも女性の症状が強く、おりものが黄色く泡立って腐った魚のような悪臭が起こります。

前立腺炎、尿道炎、膣炎、卵管炎などに発展します

トリコモナスを放置すると感染部位が広がっていき、ほかの病気にかかりやすくなります。

病名 症状
尿道炎 尿道で炎症が起こり、赤く腫れたり痛みを生じたりする
前立腺炎 前立腺が大きく腫れ、発熱する。排尿困難や排尿痛などが生じる
膣炎 膣が赤く腫れ、ヒリヒリとした痛みやかゆみが起こる
卵管炎 痛みや発熱が起こる。卵管に膿が詰まってしまう

検査|原虫の有無を調べます

トリコモナスの検査では、尿道からの分泌物や膣液などに原虫がいないかを調べます。
病院によって検査方法は異なりますが、感染部位の分泌液を採取するという点は同じ。
医療機関を受診することに抵抗を感じる人は、オンライン販売されている検査キットを活用してみましょう。

鏡検法
顕微鏡でトリコモナス原虫の活動を観察します。

培養法
分泌物や膣液を培養し、トリコモナスの有無を確認します。

PCR法
採取した細胞のトリコモナス遺伝子を増幅し、検出します。

トリコモナスに感染していても無自覚でいるケースも多く、性行為の相手がいる場合にはお互いに感染している可能性があります。
どちらか一方に感染の疑いがある場合には、パートナーも一緒に検査・治療を受けましょう。

原因|体外から侵入する虫が炎症を起こします

トリコモナス原虫

トリコモナスの原因はトリコモナス原虫という微生物で、おもに性行為によって感染します。

男性の感染源は性行為だけですが、女性は男性との接触以外でもうつります。
トリコモナス原虫は水中でも生きられるので、プールや温泉、銭湯などで感染する可能性があります。
また便器やタオルなど、他人と共有するものも感染源になり得ます。

また、男性がうつるのは女性との性行為のみ。男性同士の性行為では感染しないのが、ほかの性行為とは大きく異なる特徴です。

さらに男性の場合、性行為のすぐ後に排尿すればトリコモナスの侵入を予防できるとも考えられています。

細菌が侵入しやすい体の部位

性器のあらゆる部位

感染を招く行動

性行為、不衛生なトイレの使用、公共のプールや入浴施設の利用

治療|殺虫作用のある飲み薬を服用します

トリコモナスの治療には抗菌薬を使用します。

トリコモナスの治療薬
有効成分 メトロニダゾール チニダゾール
商品名 フラジール ハイシジン

男性も女性も、基本的には内服薬(飲み薬)を服用します。
女性は一度の服用で治療が完了しますが、男性は5~7日間ほど継続服用が必要です。
また女性の場合は、膣に挿入する錠剤を使用する場合があります。

トリコモナスの死滅を確認しましょう

尿道からの分泌物やおりものの異常といった症状が治まったら、トリコモナスは治癒したと考えられます。
しかし原虫が生き残っている場合もあるため、飲み薬の服用が終了したら再検査を行なうと安心です。

トリコモナスは月経血でも生息できるため、女性が再検査を行なう場合は次の月経終了後が望ましいとされています。

パートナーと一緒に治療しましょう

男女のカップルの場合、自分が治癒しても相手の体内にトリコモナス原虫が残っていれば再び感染してしまいます。

このようなピンポン感染を防ぐためにも、パートナーと一緒に検査・治療を進めることが大切。

また、感染予防には性行為時のコンドーム着用が有効ですが、100%防げるわけではありません。
再感染しない・させないためにも、完治が確認できるまでは性行為を控えておきましょう。

こちらの記事も読まれています

目次